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膳所高校ヨット班の活動報告用ブログです。SInce 2009.04
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二年男子の大西幾月です。



僕は中学校の三年間をバスケットボール部に所属していました。当時、所属していたバスケットボール部の顧問は県選抜を指導している先生でした。今から書くのはその先生が新チームに変わる時におっしゃった言葉です。


「楽」と「喜」という二つの漢字がある。どちらとも「うれしい」や「おもしろい」というような明るい感情を表す漢字だ。しかし、この似た意味を持つ二つの漢字はスポーツをするときの行動指針を表すとき、正反対の意味に変わる。 

「楽」が意味するのはみんなで楽しみながらやること。

「喜」が意味するのは目標を達成してみんなで喜ぶこと。

「楽」は今すぐボールを持って、コートに行けば得ることができるが、「喜」は目標をを達成するまで過酷でしんどい練習をしなければならない。「楽」は「喜」と違い簡単に手に入り、しんどいことをすることもなく楽しめる。しかし、目標を達成したときに得ることができる「喜」は何事にも替えがたく、一生思い出として残る。「楽」が「喜」より簡単に手に入るからといって、悪い物であるという訳ではない。「楽」もまた選択肢であり、それを選ぶことは間違っていない。ただし、この二つを同時に手に入れることはできない。一番してはいけないことは「喜」の中に「楽」が入ることだ。一方を選べば、もう一方を捨てなければならない。君たちはどちらを選ぶ。


このとき、僕を含め全員が「喜」を選びました。しかし、しばらく練習していると「楽」というのが現れ、瞬く間にみんなに広がっていきました。あまりにもひどくなった時は話し合い、一時は元に戻りましたがそれも長続きせず、また話し合うの繰り返しでした。気がつくと一年が過ぎ最後の大会をむかえました。もちろん、勝てるはずもなく一回戦で負けました。僕はその一年間をチームとして「喜」を得ることができるように、周りの人たちを変えようと努力してきました。しかし、誰も変えることができませんでした。だれも変えることができなかったのは、自分の弱さと力の無さが原因だったと思います。僕は(そうでない人には失礼ですが)中学3年の1年間を後悔しています。だから、僕はこれから訪れる1年間をあのときと同じように後悔するような、一年間にしたくありません。

自分の弱さを克服し、みんなを引っ張っていける力をつける。そして、インターハイに行く。

これが僕の目標です。どうしたら、この目標が達成できるかは、正直に言うと分からないです。だからこそ、今自分にできること(身の丈にあったこと、ということでは無く)をしっかりとやるということが重要だと思います。みんなでインターハイに行き、二度と来ない高校生活をみんなと笑って終われる、そんな一年間を過ごすのが自分の夢です。そのためなら、どんなことでも諦めず、やり通します。


膳所高校ヨット班は数多くの人たちに支えられて成り立っています。このことを忘れ、礼儀を守らず、それがあたりまえと思っているような部活は絶対に強くなれません。それを常に心に刻み、練習していきます。
山下先生、宮口さん、OBOGの皆さん、これからも膳所高校ヨット班の応援、支援をよろしくお願いします。

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